家庭に在るものを使って出来るナチュラル・クリーニングがあります。
家庭の汚れは大きく分けて2種類です。アルカリか酸かです。
アルカリには酸を用い、酸にはアルカリを用いて「中和」させることが掃除の出発点です。
アルカリ性のものには重曹と石鹸があります。酸性のものには、酢とクエン酸があります。これらは多くの家庭にもあるのではないでしょうか。
尿やカルキ汚れ(水垢)は、アルカリ性ですから酸を用いますが、どちらの性質に属するのかわからない時もあるでしょう。
そんな時は、重曹を用いてみてください。重曹は、酸性の汚れを落とすのに効果的ですが粉状の性質から磨き粉としての効果を発揮して、同じアルカリ性の油汚れにも使うことができるからです。こびりつき汚れには便利です。
酸は、素材を見極めて使いましょう。セメントや大理石、鉄などは酸が苦手です。生木も同じです。ですから、掃除の基本として「目立たないところで試す」を守ってください。
注意していただきたいのは、「混ぜるな!」ということです。
酸と塩素を混ぜると有毒なガスを発生させてしまいます。組み合わせには注意して、市販の洗剤などとの混合液を用いないようにしましょう。
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